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『結晶』(けっしょう、Union)は、1991年4月30日に発売されたイエスのスタジオ・アルバム。ジョン・アンダーソンが脱退した90125イエス側メンバーと、アンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウ側が和解し、8人が参加したアルバムとして大きな評判を呼んだ。しかしながら以下に述べる通り、実際には様々な事情があり、純粋に8人の作品とは言い難い。 == 解説 == 1989年、「閃光」を発表したアンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウは、次回作「ダイアログ(Dialogue)」(仮題)を制作していた。この時「イエス」を名乗る権利を持っていたクリス・スクワイアやトレヴァー・ラビン、トニー・ケイ、アラン・ホワイトがジョン・アンダーソンと和解して合流することとなった。レコード会社はツアーに先立ちこの「8人イエス」を宣伝するためのアルバムを急遽作成する必要に迫られ、プロデューサーにジョナサン・エリアスを起用、ABWH側の楽曲に多くのゲストミュージシャンを起用してなんとか曲として仕上げ、さらに90125イエス側の楽曲を追加してようやく完成した…というのが制作経緯である。 よって、8人が一緒に演奏している楽曲は一曲もないばかりか、イエスと関係ない楽曲(3曲目はハウのソロ、13曲目はブルーフォードとレヴィンのインプロ演奏)までが収録されるという、メンバーにとって不本意なアルバムとなった。アルバム自体はファンからも評判が芳しくないが、8人イエスは大きな話題を呼びツアーは大成功を収めた。また、ファーストシングルの「リフト・ミー・アップ」がビルボードのホットメインストリームロックチャートにて6週連続で1位を獲得、ハウの「マスカレード」がグラミー賞のベスト・ロックインストゥルメンタル・パフォーマンスにノミネートされるなど、商業的にはそれなりの成功を収めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結晶 (イエスのアルバム)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Union (Yes album) 」があります。 スポンサード リンク
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